What is “Gosen”?

御泉
とは

伝統ある信州天然氷は　
日本百名山の蓼科山に　
湧く清らかな御泉水が
大自然の森で結氷した　
冬の恵みを切出します。

自然の水と
自然の力のみで
生まれる

天然氷とは、自然から湧き出す天然の水が寒さという自然の力のみによって凍る氷のこと。すなわち私たちが行うことは製氷ではなく採氷という言葉がふさわしいといえるでしょう。現在、天然氷の蔵元は関東甲信越に数軒が残るのみ。温暖化や環境汚染などの影響も大きく、天然水の未来も危ぶまれています。

Our Story

氷を愛する思い

この希少な天然氷を使ったカクテルやオンザロックのおいしさを伝えたいという衝動が高まる中、天然氷の現状を憂い、ならば自身がつくり手となって天然氷の伝統を守る一助になりえれば……という思いが『御泉』のはじまりです。

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先達からの教えと
理想の環境

気候風土の好環境を探るなか、長野県軽井沢で百余年、天然氷づくりの伝統と熱い思いを継承する先達に出会い、師から教えを請いながら、自身が目指す氷をつくるための自然結氷地を模索。氷という文字にある〝﹅ 〟を 〝私たちの存在〟と意味づけ、すばらしい水を私たちが美しい氷に変えることを誓い、蓼科山の麓に最良の環境を見つけることができました。

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天然氷という
希少な存在

天然氷『御泉』は昼と夜の寒暖差で起こる放射冷却現象により、採氷池にはった湧水が結氷して誕生します。夜、氷点下になることで一日約一〜二㎝程度の厚さの氷になり、八〜十二日程度をかけてゆっくりと成長十五㎝ほどの厚さになれば『御泉』は完成します。自然に左右されやすく、大量に採氷することが難しい希少な氷。その天然の恵みは特別な味わいを体験できる存在なのです。

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自然からの
メッセージを

かつて全国に数百軒もあったという天然氷の蔵元。その灯も消え入りそうな現状に立ち上がったマイクロ採氷所となる『御泉』。この氷を通して自然が育てる氷の魅力をより多くの方々に知っていただくとともに、自然環境を守ることの意味をも伝えていく……それがバーテンダーとして氷の可能性を探り続けてきた私たちの役割であると確信しています。

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